2009年1月5日月曜日

真冬の上着


私の住んでいるところは北海道でして、その中でも冬は道内でも冷え込みのキツイ地域なのです。

夜に食事や飲み会で出かけて帰宅する頃には、外気温もマイナス16℃以下なんていう事もザラなので
全身、ヌクヌクとできて気持ちの良い、そしてちょっと洒落た感じのコートを着て出かけたくなります。
温かさという機能性から見ると最新テクノロージーを駆使した素材のダウンなんかが良いのですが、ウールのスラックスやワークブーツに似合うはずもありません。
という事で、本日紹介するコートを着て出かける事が多くなります。
1920年代?からモンゴメリーワードやシアーズなどのストアブランでも良く見られるシープスキンをショールや裏地に用いたコートです。

まずショールカラーのシープスキンは首元そして頬までも寒さから守ってくれます。これは本当に温かくて良いですね。風が吹いているときにちょっと襟を立ててみましたが、その機能性は驚くほど高いです。街中ではちょっと恥ずかしくなりますが・・・。

コートの裏地のシープスキンもしっかりと体の熱をコートの中で保ってくれるので、これまた温かくてよいですね。ただ何点がありまして、コート自体の重さが結構あるので、肩がこってくるという事です。

でも、そんなに長時間着っぱなしという事も無いので、十分我慢できる範囲なのですけどもね(笑)


ポケットの縁取りのレザーが何ともいえずよい雰囲気を出しています。
裏地のシープスキンは時を重ねていくと劣化していく物も多く、この辺がよく破れているものも多く見かけます。

このコートはシープスキンの裏地の終わりぐらいの生地の部分がオイルコートしてあったようで、そのオイルが染み出して表の生地に移っています。

もう1着持っているので、そちらも後程紹介しますが、このコートとは若干ディティールも違い、そんな違いを見ていくのも楽しみの一つです。

カタログを見るとバリエーションも多かったようで、コーデュロイの生地なんかも見られますね。

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