2013年1月19日土曜日

55-j-14 G-1という名が初めてついた


フライトジャケット続きですみません。
今回もG-1なのですが、第二次世界大戦中はまだジャケットにこの名前は付いておらず、M-422から始まり、M-422a、M-422A、AN-J-3a(AN6552)と変化してきました。今回紹介するのは初めてこのジャケットにG-1という名前が付いた55-J-14というジャケットです。今までは着丈も少し長かった海軍飛行服ですが、この55-J-14から着丈も短くなりすっきりとしました。M-422aもいくつか着てきましたが、身幅や肩幅に合わせるとどうしても着丈が長くて、着るのをためらう機会が多かったです。

さて、この55-J-14、様々な業者が納入しております。その中でもわたしのお気に入りはL.W.FOSTER SPORTSWEAR社のものです。何が良いかといいますと、襟裏のステンシルです。ここまで大きく堂々とステンシルされているものは、後にも先にもこの業者のみです。他にも左マップポケットにペン刺しがどのG-1にも付いているのですが、ポケットの下までステッチが表側に入っているのは、確かこの業者とM-422aを作っていたGORDON&FURGASONだけだと思います。

G-1は歴史が長いジャケットだけに、その時代の納入業者による差や特徴なども楽しめるジャケットだと思います。




写真右下の男性がL.W.FOSTERの55-J-14を着ていることが襟のステンシルから分ります。