2013年8月2日金曜日

L.L.BEAN MACKINAW COATS 20's 30's

 久しぶりのアップです。以前少しだけ画像を載せたL.L.BEANのコートです。前よりきちんと撮りましたのでアップします。
 多くはないですが、Googleなどで検索をかけてみますといくつか画像が見つかります。1929年のカタログには既に出ていたようですので、この年の前後に販売されていたコートの様です。ポケット縁のレザーの色やショールカラーのムートンの色が私の持っているコートとは違うものが殆どですので、年代によって違うものなのか分りませんが、幾つかのカラーバリエーションがあったことが想像できます。



レザー部分が黒いものが多いようですが、これはブラウンです。



これはカラーが襟と袖のムートンが白で、レザーが黒です。

2013年4月28日日曜日

M-421a


 前回の投稿時はまだ雪深く残る冬だったのに、今ではここ北海道でもすっかり雪もなく、暖かい日が続いております(まだ本州よりは大分寒いのですが)。日が照るとポカポカしてG-1ではちょと暑いかなと思うときにはM-421aを引っ張り出して着ております。

 このM-421aはG-1のコットンサマーバージョンとでも言いましょうか。主に熱帯地方の戦線で使用されていたようです。私が持っているものは実物ではなく(なかなか出てこない!)Buzz Ricksonsの復刻物です。リサイクルショップにて格安で購入したので、自作パッチをつけるなど遊んでいます。

 パッチはキャンバス地を買ってきてアクリル絵の具でペイントしていきます。実際、当時のパッチはキャンバス地に描かれていたものも多く(NAVYではレザーパッチより多いのでは)当時のデザインを見て描きました。描いた後はドライヤーで乾かし、手で揉んだり折り曲げたりして皺をつけて新しさを消していきます。これが結構楽しく、現在様々なスコードロンパッチを作成中です。

 パッチの部隊は有名な"High Hatters" "Top Hatters"と呼ばれる部隊です。トップハッターズという呼び名の方をよく聞くことが多いですが、VF-4ですとハイハッターズに、VBF-4ですとトップハッターズになるそうです。まあ、図柄はどちらも同じなので、どちらか明確にしたい場合はジャケットにステンシルを入れるしかないのですが・・・。

2013年2月24日日曜日

L.L.BEAN COAT 30's



 今年購入したコートの2着目の紹介です。この手のコートは大好きなのですが、収納場所がそろそろ厳しくなってきました・・・。しかし、こいつは見つけた時に買っておかないと、本当に出会う機会のないものなので、収納場所まで考えていられません。
 ムートンコートはアウターシェルが良くてもムートンがイカレて裂けてしまっていたり、ボロボロになっていることも多いのですが、奇跡的に無事でした。ムートンの裏地を付け替えてもらうとなると、お直し値段も結構かかるので、この部分は購入時のポイントとして非常に大事な部分です。

 さて、このコートは今まで紹介したブランド不明物ではなく、1930年代のL.L.BEANのコートです。袖にまでムートンが付いており非常にゴージャス且つ保温性が考えられたコートです。今、L.L.BEANにシグネイチャーというアーカイブ的なラインがあるのですが、2年前に初めて立ち上がったときに、このコートが復刻されました。そのときに買う稼動しようか迷って結局購入しなかったのですが、あとから「やっぱり買おうか・・・。」と思ったときには既にカタログから消えていました。迷ってはいけなかったですね。

そのときの復刻コートがこちらです。


比べてみると着丈がちょっと長いですね。

 既に80年を経過しているコートですので、大切に着たいと思います。

Apollo 17



 
本日は、古いG-1ではありませんが、パッチ付きのものを紹介いたします。
パッチが付いているものは昔は結構出ていたのですが、最近は見つけても結構なお値段もし、なかなか購入するのに躊躇してしまいます。今回の紹介するのは1973年度会計のアクリルボアものです。STAR SPORTS WEAR.COのもので、この当時は既にゴートスキンは使われておらず、キャトルハイドへと革を変更しています。
 腕についているP-3 ORIONのパッチとApollo 17号のパッチが付いています。汚れも結構付いており、当時からのものかと思います。・・・ということは、1972年12月にアポロ計画最後の有人飛行を行ったアポロ17号の回収に関わっていたパイロットかクルーが着用していたものかなと想像することができる1着です。

 地球に無事帰還した乗組員の回収母艦はUS NAVYのUSS Ticondelloga(CV14)です。この艦は1973年に退役しています。

 パッチつきのG-1はいろいろ調べてみると、当時の背景や着用者が分る貴重な資料です。こんなことからもフライトジャケットは楽しめますね。

2013年2月10日日曜日

M-422Aをリペアへ




 「どうも着丈が長いので・・・。」何て前回の投稿で書いたのですが、やはり当時の独特のゴートスキンの質感や着用感をたまに味わいたくなるのです。しかし、今あるM-422Aは画像にあるEDMUND T.CHURCHが1着だけ。それも袖、裾リブはなくジッパーも付いていないものが1着。数年間はしばらくそのままにしておいていましたが、やっと修理をしていただける状態にパーツが揃いそうなので、これから修理に出したいと思います。

 パーツ類は大阪のMASHさんでそろえようと思います。1昨年前まではG-1の後期型のリブしかありませんでしたが、今は2段リブも揃っており、この時代のものを復活させるにはとてもありがたいことです。

 さてさて、修理に出してから返ってくるまでにややしばらく時間がかかりますが、そんな待っている時間も良いものです。修理で直すことができる服は復活させてあげたいですね。


2013年1月19日土曜日

55-j-14 G-1という名が初めてついた


フライトジャケット続きですみません。
今回もG-1なのですが、第二次世界大戦中はまだジャケットにこの名前は付いておらず、M-422から始まり、M-422a、M-422A、AN-J-3a(AN6552)と変化してきました。今回紹介するのは初めてこのジャケットにG-1という名前が付いた55-J-14というジャケットです。今までは着丈も少し長かった海軍飛行服ですが、この55-J-14から着丈も短くなりすっきりとしました。M-422aもいくつか着てきましたが、身幅や肩幅に合わせるとどうしても着丈が長くて、着るのをためらう機会が多かったです。

さて、この55-J-14、様々な業者が納入しております。その中でもわたしのお気に入りはL.W.FOSTER SPORTSWEAR社のものです。何が良いかといいますと、襟裏のステンシルです。ここまで大きく堂々とステンシルされているものは、後にも先にもこの業者のみです。他にも左マップポケットにペン刺しがどのG-1にも付いているのですが、ポケットの下までステッチが表側に入っているのは、確かこの業者とM-422aを作っていたGORDON&FURGASONだけだと思います。

G-1は歴史が長いジャケットだけに、その時代の納入業者による差や特徴なども楽しめるジャケットだと思います。




写真右下の男性がL.W.FOSTERの55-J-14を着ていることが襟のステンシルから分ります。



2012年12月28日金曜日

US NAVAL AVIATOR FLIGHT JACKET  G-1

G-1です。
US NAVYの伝統的なフライングジャケット。M-422から始まり大戦前から幾度となくマイナーチェンジを繰り返しながらも基本的なスタイルの変更はなく、ムートンボアにゴートスキン(70年代からはキャトルハイド)でアクションプーリーツが付くスタイルを貫いてきたジャケットです。

巷ではA-2の方を好む方が多いのですかね。私は断然G-1です。ゴートスキンの荒々しいシボがたまりません。運動性能も抜群で肩まわりのツッパリが皆無です。エポレットが軍服軍服していて好みではないので、エポレットが付いていないのも好みです。と言うことで、私は断然G-1派なのです。

因みにコレクターではありませんので、古いモデルでも痛みがあるとお直しに出します。上の画像のCAGLECO社製50年代ジャケットも、ボアだけボロボロに崩壊・・・。黒ムートンだったのでオリジナルのボアが健全だとなかなか出ない物だと思うのですが、新しく黒ムートンを付け直してもらいました。多分ボアがいい感じになるだけ着ていても革の方は大丈夫なぐらい丈夫だと思います。


CAGLECO社製はポケットが中央に寄っていて、他のG-1と比べて何となく違和感がありますが、このジャケットの特徴でもあります。

お次はL.W.FOSTER製の50年代後半のジャケットです。
こちらは茶色ボアで色抜けした感じが良い雰囲気を出しています。胸には部隊のステンシルが入っています。VP-11(VPなので偵察部隊ですね) パッチつきはそこそこありますが、ステンシルが胸に入ったもののあまり出てきませんので、大切に着ています。ちなみにこのジャケットは袖、裾のリブがボロボロの状態で格安で入手しましたが、そんなものは交換して修理に出しても安い物です。大阪のMASHさんから復刻物のリブを注文して付け直してもらいました。ここのリブは本当によくできています。50年代のジャケットよりもM-422Aの修理には抜群に合うと思います。




先ほどのCAGLECOとポケットの付き方を比べてみてください。違いますよね。

何着着ていても飽きない理由は沢山あるのですが、とにかく着ていて疲れないということと、着たときのスタイルがとってもタイトでスタイリッシュです。あまり着たことがないなという方は是非試してみてください。